2023-07-14
開拓者の皆様へ今回は、「ラグランジュ ジェネレーションレガシー」についてご紹介しましょう。
「ラグランジュ ジェネレーションレガシー」の概念は古くからあり、その意味は常に変化し続けてきました。この概念は当初、空間共振点やラグランジュ ノードを研究する過程で作り出された科学、工学、データ、情報などの研究成果であり、そこにはノードの関連技術、ノードの座標などが含まれます。こういった研究成果は、誕生に至るスパンがあまりにも長いため、当初の賛助者は多くが最終結果を見届けられませんでした。そのため関連の研究の結果は「賛助者の遺産」、正式名称「ラグランジュ ジェネレーションレガシー」と呼ばれています。賛助者とその投資成果を記録した『ラグランジュ ジェネレーションレガシー リスト』が世に出ると、その名は広く知られるようになりました。
ラグランジュ ネットワークが拡大・発展するにつれて、ラグランジュ ジェネレーションレガシーの概念はしだいに一般化し、さまざまな重要な物や貴重な物が含まれるようになったのです。応用価値のある技術、ノード座標情報、スターゲートの通行とコントロール権限、秘話、芸術品や収蔵品などもレガシーの範疇に組み入れられました。
(図)ジェネレーションレガシー保管庫
61年前、「水星建設事業」の開始に伴って、巨大なラグランジュ ジェネレーションレガシー計画が正式に銀河の舞台に上がりました。計画は仲裁委員会が主導し、ラグランジュ ネットワークの技術や文化資産を収集・整理することを目的としており、完成まで約300年を見込んでいます。
ラグランジュ レガシー計画は3期に分けて実施され、最初の2期は「水星計画」と「ジェネレーションレガシー経済計画」、3期目の計画はまだ公開されていません。「水星建設事業」は第1期の中心です。この計画では、水星で太陽に向いた側の面に大型の遺産保管庫を建設します。建物の上空軌道に空間エネルギー配列を敷き詰めることで、十分に太陽のエネルギーを利用して自主循環できるのです。「水星計画」はすでに全工程の建設が終わっています。すべての開拓者たちが遺産保管庫の使用開始の証人となることでしょう。
第2期「ジェネレーションレガシー経済計画」が進むにつれ、計画に参加する各勢力は自身の勢力範囲内に事務所や関連機関を設立するようになりました。ラグランジュ ジェネレーションレガシーの鑑定と情報収集を行い、地球圏と情報共有や技術保証、ジェネレーションレガシーの取引関連事項を実施することを目的とし、相互利益を実現するためです。
ラグランジュ ジェネレーションレガシー計画の枠組みの中で、開拓者の皆さんは各星系で収集した技術情報や装備をアントンタスの「アントニオス技術連合取引センター」に提出し、鑑定を受けることができます。また、アントニオス開拓者支援部門でも新たな技術や装備を開拓者のために提供し、星系開拓にさまざまな改善と変化をもたらすでしょう。
「ラグランジュ ジェネレーションレガシー」には新しいコンテンツや概念が数多く含まれています。後ほど詳しくご紹介しますので、どうぞご期待ください。