2022-06-21
開拓者の皆様へ
今回ご紹介するのは開発中のコンテンツ、FSV830 - 高速戦術支援艦設計図、S-レヴィ9 - 重型魚雷艦設計図、そしてスペースステーション防御戦略システムです。これらの内容は6月22日(UTC時間)のアップデートで導入予定です。
「『オリジン号』は我々の深宇宙への憧れを載せている。私は数百年後の後世、今日のこの出来事がどう語られるのか想像せざるを得ない」
――「オリジン号」出航式記者代表、アイ・フー
支援艦のアーカイブ情報
FSV830 - 高速戦術支援艦は、「彼岸計画」の重要な成果物である超大規模補給輸送艦「オリジン号」の設計図を基に、ドーン協定条約機構によって開発された。ゴールドラッシュ時代の応用粒子物理学や材料合成学といった応用科学の急速な発展をふまえ、ドーン基準技術組織は「オリジン号」の大型宇宙採取補給施設に軍事化・小型化改修を行い、宇宙空間の各種資源を存分に利用すると同時に、完結型の物質循環を実現した。(このストーリーについては、ゲーム内で『ラグランジュ レガシーアーカイブ1004号――補給輸送艦「オリジン号」』のオーディオファイルとして視聴できます)
FSV830 - 高速戦術支援艦の性能紹介
支援艦システム紹介(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
(初期バージョン。型番・技術Ptは初期状態、他のパラメータはマスク済み)
生産と自己保有能力
自己保有能力は支援艦の中核機能の一つです。支援艦はそれぞれ自己保有容量を有し、その容量に応じて支援艦艦隊は自己保有フリゲートを生産できます。自己保有フリゲートは基地の港湾容量を占有しませんが、艦隊容量の制限を受けます。FSV830 - 高速戦術支援艦は搭載の生産システムを使い、基地の資源とUEコインを消費して支援艦艦隊内にフリゲートや艦載機を生産できます。生産したフリゲートは支援艦の自己保有艦船になります。
自己保有能力の登場により、艦隊が外宇宙作戦の合間に戦闘力を補給することが可能となり、既存の艦隊の戦略運用や戦術の幅を広げます。
ただし、自己保有艦船は艦隊運用に支援艦を必要とするため、緊急避難ができず、基地の港に移動することもできません。また、自己保有能力の性質上、1艦隊には支援艦1隻までしか配備できません。
自己保有艦船の生産加速には、支援艦生産ライン専用のカスタムモジュールが使えます。
支援艦艦隊と艦載機生産ライン(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
補給能力
支援艦を持つ艦隊は資源スポットへ補給指令を実行できます。そこへ到着すると補給状態に入り、資源を一定速度で支援艦専用のカスタムモジュールに変換できます。
補修能力
支援艦が補給状態に入ると、補修順序に従い、一定のUEコインを消費して艦隊内の破損した艦船を補修できます。
艦載機能力
FSV830 - 高速戦術支援艦は戦闘で艦載機支援能力を持ち、複数機の中量級戦闘機または護送艦を搭載できます。
戦場指揮能力
FSV830 - 高速戦術支援艦の指令システムは味方の特定艦船に情報支援バフを与えます。
設計図発行プロセス
FSV830 - 高速戦術支援艦の設計図は、中核星系、パイオニア星系、ノード復帰協定、トロヤ結晶体採取協定、データ救出協定の目標星系で発行されます。新発売イベントは全部で3段階あります。
支援艦設計図発行画面(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
- 艦船新発売体験
2022年6月22日2:00~(UTC時間)
・FCV830 - 高速戦術支援艦設計図が企業選別技術ファイルに入る
・貿易センターで数量限定の企業選別技術ファイルを期間限定で解放、初回購入時は半額
・該当する星系において、旧「一般技術ファイル」は「一般技術ファイル2.0」に切り替わり、一般技術ファイル2.0にはCV-T800型 - パルス砲艦が追加
2022年6月22日2:00~2022年7月13日2:00(UTC時間)
・連絡基地からFSV830-TE - 高速戦術支援艦の各お試し用艦船を期間限定で購入し、試用可能
・該当する星系の一部結合スポットの効果も永久に変更され、結合によりFSV830-TE - 高速戦術支援艦設計図の臨時ライセンスを獲得し、すべての開拓者が戦闘で性能を体感可能に
- メーカー公式ライセンス
2022年6月29日2:00~(UTC時間)
・FSV830 - 高速戦術支援艦設計図の技術ライセンスが研究協定、艦船・艦載機設計図ファイル2.0及び一般技術ファイル2.0に追加
- 暗号化ライセンス流通
2022年7月6日2:00~(UTC時間)
・FSV830 - 高速戦術支援艦設計図の技術ライセンスが「暗号化技術ファイル2.0」に追加
「たとえ未来の人々が前進の歩みを止めたとしても、私たちはこのシューメーカー・レヴィ第9彗星のような輝きと衝撃をもって、広大な宇宙の中に爪痕を残すことになるだろう」
――ヘルマン大学歴史学教授、フォン・レヴィ
アーカイブ情報
銀河系大戦中、ジュピター社は日増しに緊張が高まる情勢と激増する軍艦発注に対応すべく、SL第9造船所を建設、一部の艦船設計・生産に当たらせることとした。SL第9造船所が設計した初のモデルがS-レヴィ9 - 重量級魚雷艦である。木星の同期軌道上にある、彗星の衝突がきっかけで誕生した偉大なスペースステーション、シューメーカー・レヴィ第9宇宙都市の名を冠している。
特筆すべきは、S-レヴィ9 - 重量級魚雷艦の機載爆弾投下システムとして搭載されたAT-3-210M型「スーパーノヴァ-M」魚雷である。これはカリスト - 重量級魚雷襲撃艦のMK2-AT-8-820A型「スーパーノヴァ-ホワイトK」対艦魚雷の機載版で、巨大なサイズと威力を誇る。当初は大型爆撃機のメイン武器モジュールとして設計されたが、戦闘機の積載能力が重魚雷に耐えられず、護送艦に搭載されることとなった。一度に搭載できる魚雷数は限られているため、毎ラウンドの攻撃後に母艦で魚雷を補充する必要がある。
S-レヴィ9 - 重型魚雷艦設計図発行画面(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
S-レヴィ9 - 重型魚雷艦設計図は全開拓星系で発行されます。新発売イベントは3段階です。
- 艦船新発売体験
2022年6月22日2:00~2022年7月13日2:00(UTC時間)
・6月22日2:00~6月29日2:00(UTC時間)まで、貿易センターで数量限定の「艦載機技術ファイル」(S-レヴィ9 - 重型魚雷艦を含む)を購入可能。イベント期間中、本技術ファイルの初回購入は半額
・連絡基地で2隻のS-レヴィ9 - 重型魚雷艦を搭載したAC721-TE-艦載型駆逐艦を期間限定で購入し、性能を体感可能
- メーカー公式ライセンス
2022年6月29日2:00~(UTC時間)
・S-レヴィ9 - 重型魚雷艦設計図の技術ライセンスが「艦船及び艦載機設計図ファイル」、「研究協定」、「艦船・艦載機設計図ファイル2.0」に追加
・同時に、設計図がパイオニア星系の「技術ファイル - ジュピター インダストリー」にも追加
- 暗号化ライセンス流通
2022年7月6日2:00~(UTC時間)
・設計図の技術ライセンスが「暗号化技術ファイル」、「暗号化技術ファイル2.0」に追加
ラグランジュ銀河では、スペースステーションの確保が付近一帯の交通ルートと制空権の確保を意味し、その帰属をめぐっては勢力間で活発な争奪戦が行われます。スペースステーション攻防の戦略性を増すため、スペースステーションに対し以下の更新を行いました。
防衛拠点はスペースステーションを構成する重要な要素であり、更新後は艦隊行動の目標になります。攻撃側が防衛拠点に与えたダメージは、スペースステーションへのダメージとなります。攻撃側にとって、いかにスペースステーションと防衛拠点で艦隊攻撃力を配分するかが課題となります。
防衛拠点に行動指令が下せる(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
一方、防衛側にとってはより多様な攻撃戦略に対応する必要があります。スペースステーションを支配する勢力によって異なる戦場情報と防衛スタイルを駆使して防衛艦隊を動かし、スペースステーションの危機に対処します。
地球圏のことわざに「浅い川も深く渡れ」といいます。星系内の一部勢力は、自身より実力にまさる艦隊に相対するとき、慎重で保守的な防御戦略をとります。攻撃力の高い攻城艦隊がスペースステーションの前を通っても、迎撃したり手出ししたりせず、防衛拠点やスペースステーションが攻撃されると、迅速に艦隊を集合させ、建物を拠点に反撃します。ここで、彼らは慎重な作戦理念を体現しています。いつ何時どこの防衛拠点が襲撃されてもいいよう、襲来する艦隊の数を把握し、すばやく火力制圧を行い、最も被害の少ないやり方でスペースステーションを守るのです。
「慎重」な防御戦略の作戦例(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
星系には交渉に長けた星間勢力もあります。スペースステーションに不審な艦隊が近づくと、「警告」によって意思疎通を図ろうとします。もし相手がこれに応じてすぐに撤退しない場合、彼らは自分から宣戦し、艦隊を送り出して脅威を排除します。スペースステーションが別の襲撃を受けることを考え、派遣する艦隊は一部に留めます。もし防衛拠点が突然攻撃を受けた場合、スペースステーションの防衛艦隊はすばやく反撃します。
「理性的」な防御戦略の作戦例(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
「攻撃は最大の防御である」。星系にはこの戦略を地で行く勢力もあります。スペースステーションの近くにいる不審な艦船にはことごとく警告を発し、不審船が応答するかどうかにかかわらず、即座に宣戦することもあります。潜在的なスペースステーションへの脅威に対し、こうした勢力はしばしば全兵力を出動させ、全艦隊総出でオペレーション封鎖を行います。こうして誰も彼らのスペースステーションを脅かすことがないようにします。
「過激」な防御戦略の作戦例(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
以上、今回の更新内容をお伝えいたしました。これからもラグランジュ銀河の世界観とストーリーに沿って、開拓者の皆様に新しいプレイスタイルや体験をお届けできるよう努めてまいります。インフィニット ラグランジュをお楽しみいただきありがとうございます。