2022-05-13
開拓者の皆様へ
今回は、まもなく始まる新機能――個人協定についてご紹介します。
プレイヤーがラグランジュ ネットワークに入る場合、必ず自身のステータスと立場を選ばなければなりません。アントンタスでは、プレイヤーたちが出航する際に「ドーン協定」を締結して「開拓者」として各新星系に赴き開拓を行い、各開拓者はラグランジュ ネットワーク内に自身の足跡と功績を残すことになります。新興のラグランジュ ノードでは、多くの星間勢力が「開拓者」という集団に注目し、彼らは自らのオリーブの枝を差し出すと開拓者たちに招待と呼びかけを行いました。個人協定はこうして生まれたのです。
今回は、ハイレッディン クランとジュピター インダストリー グループによる2種類の個人協定を皆様にご紹介します。開拓者はノード復帰協定、トロヤ結晶体採取協定、データ救出協定の目標星系でこの2種類の個人協定を体験できます。今回皆様にご紹介するステータスのうちの1つは探査者です。
探査者の由来
地球圏時代には、B-86号有人宇宙船は30年あまりの旅路を経てオールトの雲へ到達し、初めて太陽系の外へ出た有人宇宙船となった。この知らせは地球圏全体を驚かせ、星系の謎を探索したいという人々の欲求をかき立てた。
その後数百年の間、無数の企業が宇宙探査機を発射して太陽系外の各星系を目指し、惑星を次々と探査して様々なデータを収集した。これらの企業の行動は後世「偉大なる探査の歩み」と称され、こういった数々の勢力は歴史上最初の「探査者」となった。
ラグランジュ ネットワークの歴史を見渡すと、探査者は常に重要な役割を担ってきた。惑星を探索して星系の地理環境を知り、ラグランジュ ネットワークに新たなノードを点灯させる。どの探査も困難と挑戦に満ちている。特にラグランジュ点の探査では、探査者はまず適した空間曲率観測点を探してから、繰り返しビーコンを投入して実験を行う必要がある。そして数万回もの実験の末、ようやく比較的正確な曲率情報の記録を得ることができるのだ。
探査者は職業であると同時に、栄誉でもある。『100年の探査史――ラグランジュ ネットワークの再建 探査報告の総括』によると、1つの星系の探査を終えるには、無数の専門探査者が一生という時間を費やさねばならないこともあった。
探査者協定締結(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
ハイレッディン クランの探査者協定
ハイレッディン クランは古くからある銀河系勢力だ。彼らに関する記録は、ゴールドラッシュ時代の初期にまで遡ることができる。当時、ネプチューン ミネラルズ グループの解体に伴いハイレッディン クランは独立し、独自に星系とネットワークの運営を開始した。彼らは謎多き「ラグランジュ レガシー1095号」を所有しているという。戦争中、ハイレッディン クランに関する情報はあまり多くなかった。しかし戦後の復興期になると、彼らはしだいにラグランジュ ネットワークの表舞台に登場するようになる。
この探査者協定でハイレッディン クランが開拓者たちに望むのは、今いる星系の環境探査を完了して重要なデータ情報を入手し、最終的に「星系探査レポート」を提出することである。探査者の星系環境探査を支援するため、ハイレッディンは協定を締結する開拓者に「探査技術研究センター」の臨時施設の許諾設計図を提供する。基地内により高レベルの探査技術研究センターを建設すると、異なる探査技術を獲得できる。
探査者が収集したデータの表示(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
探査汎用艦の行動軌跡(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
ハイレッディン クランの協定には、探査目標への要求が明示されています。惑星、軌道、ラグランジュ点、資源スポットなどが含まれ、探査者はできる限り多くのデータと情報を報告しなければなりません。
探査目標
惑星データは重要な探査目標のひとつです。探査者は汎用艦を惑星付近に派遣して探査任務に当たる必要があり、探査完了後に惑星データを獲得できます。惑星探査のたびに、惑星に関する様々な情報を獲得できます。
惑星探査データ表示(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
資源地帯探査
資源地帯には全ての開拓者が生存と発展の拠り所とする資源があり、一部の資源地帯にはさらなる埋蔵量が隠れているとされる。探査者はこれらの埋蔵情報を発見して、採取と収集を行うことができる。
さらに重要なのは、トロヤ結晶体採取協定とデータ救出協定の目標星系において、探査者は該当資源地帯から追加の「トロヤ結晶体」と「データ情報」を発見し、星系評価でユニオンが戦略的優位に立てるよう支援できることである。
汎用艦が資源地帯を探査して「隠れた埋蔵量」を発見(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
空間曲率点の探査
協定では、ハイレッディン クランは探査者が惑星のラグランジュ点に赴いて観測を行い、ビーコンを放出してデータを収集するよう求めている。それは極め重要なデータであるため、各ラグランジュ点で1回に探査できるのは1名のみである。
探査協定の評価
探査者が目標ごとの探査を完了すると、得られたデータが星系探査レポートに記録されます。数値データが追加されるたびに、探査Ptを獲得します。締結した「探査者協定」の内容に従い、星系評価の際に、獲得した探査Ptに応じたドーンPtボーナスを配布します。
探査者協定評価(画像はデモであり、最終版と同じとは限りません)
ハイレッディン クランは各探査者が成し遂げた星系環境探査に応じて対応するデータ情報を記録し、最終的に専用の探査報告を作成します。
以上が探査者協定のご紹介です。来週には、もう一つの個人協定である中立者モードの予告を皆様にお届けします。また、近々2つの個人協定モードも同時に発表します。どうぞご注目ください。